新潟県長岡市の水族館では、2026年の干支・午にちなんだ魚が来館者の新年に彩りを添えている。馬との意外なストーリーを持つ珍しい魚に、子どもから大人まで夢中のようだ。

『馬魚』その名前の由来とは?

長岡市にある寺泊水族博物館。

オープンから43年を迎え、県の内外から長きにわたって愛されるこちらの施設で今、展示されているのが、26年の干支・午にちなんだ魚『馬魚』だ。

馬魚
馬魚
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正式名称は『ワタカ』と言い、日本固有の淡水魚で体長約20cmのコイ科の魚だ。

見た目には“馬”の要素が見当たらないが、技師の蝶名林基さんがその由来を教えてくれた。

「後醍醐天皇の愛馬が池のほとりで命を落として、その池に偶然いたこのコイが水草を食べる様子から、その魂が乗り移った魚として言われているそう」

気になる名前の生き物「調べるとおもしろい発見ある」

馬魚と呼ばれているからか、よーく見るとその顔は面長に見えなくもない。ただ、訪れた人からは「あまり馬感のある魚ではない」と率直な声もあがる。

これに対し、蝶名林さんも「飼育はしているが、あまり馬には見えないのかなとは思っている。名前から生き物に興味を持って、色々ご自身で調べていただくとおもしろい発見があると思って展示させてもらっている」と話す。

その言葉通り、来館者からは「あまり知っている魚ばっかりだとおもしろくない。初めて見られてよかった」などの声が聞かれた。

馬魚のほか新年祝うフォトスポットも!

また、年始の時期に楽しめるのは、この馬魚だけではない。

餌付けショーが行われている水槽では、新年を祝うフォトスポットで、ダイバーや元気に泳ぐ魚たちと特別な一枚を撮ることができる。

蝶名林さんは「展示生き物はそこまで活発に走り回ったりはしないが、皆さん良い年になれるように水族館の整備も進めていくので、楽しみに来ていただければと思う」と笑顔を見せた。

馬魚は2月1日まで展示される予定だ。

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NST新潟総合テレビ
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