アメリカのICE(アイス、移民関税捜査局)は7日、ミネソタ州で取り締まり中に「女性が車で捜査員をひき殺そうとした」として発砲し、女性は死亡したと発表しました。
ミネソタ州ミネアポリス市で、ICEの捜査員らが大規模な移民取り締まりを行っていたところ、抗議する人たちと衝突しました。
当局側は、抗議をしていた人のうち、車で道路をふさいでいた女性が「捜査員らをひき殺そうとしたため、捜査員が銃を発砲し女性は死亡した」と発表しました。
また、女性の行為は「テロ行為」で、捜査員らは負傷し、発砲は正当な行為だったと強調しました。
一方、ミネアポリス市長は、発砲の一部始終をとらえた動画と説明がまったく異なると指摘したうえで、捜査対象ではなかった37歳の女性が死亡したと激しく反発しました。
ミネアポリス市のフレイ市長は、会見で「これが自己防衛だというのは、まったくでたらめで真実ではない!」、「ICE、ミネアポリスから出て行け!ここにお前らはいらない」などと話しました。
ICEなど取り締まり当局はこの日、2000人規模の取り締まりを行っていて、移民の受け入れに寛容なミネソタ州との対立が続いています。