各地で被害の状況が明らかになってきています。
このうち、鳥取県境港市の造り酒屋では出荷直前の酒瓶が大量に割れる大きな被害が出ました。

1月8日は朝から復旧作業が進められていました。
地震被害からの復旧に追われているのは、境港市にある酒造会社「千代むすび酒造」です。

「千代むすび酒造」では、6日に見舞われた地震の強い揺れのため、貯蔵庫に保管中の出荷直前だった日本酒の瓶がケースごと倒れて割れるという甚大な被害がでました。

出荷シーズンの最盛期だったため、ショックは計り知れないといいます。

千代むすび酒造・岡空陽子専務取締役:
半年かけて仕込んだお酒が割れてしまって非常に心を痛めています。
2000本くらい割れたのではないかと見ています。
100万円から数百万円になりそうです。

6日は、壊れた酒瓶から流れ出た日本酒のアルコールが貯蔵庫の中に充満して危険な状態だったことなどから復旧作業はままなりませんでした。
本格的な作業は、7日朝から始まり貯蔵庫内の清掃など従業員10人総出で割れた瓶を運び出したり、こぼれた酒を排水口に流す作業が行われました。

中村友香記者:
蔵の中の清掃作業が終わり、次は瓶を一本一本手に取って傷がないかどうか確認する作業が行われています。

緊急の清掃作業は7日午後には、ほぼめどがつき、ひとまず一息といった状況にはなりました。
揺れた当時、貯蔵庫の中には幸い誰もおらず、ケガをした人がいなかったということで、復旧作業にも努めてポジティブに当たろうとしているということです。

千代むすび酒造・岡空陽子専務取締役:
他部署の人も協力するような態勢で前向きにしていっているので、そこは安心しています。

「千代むすび酒造」では今後の余震にも備えながら、明日には酒の瓶詰作業を再開したいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。