「春高バレー」の福岡県男子代表は、14年間続いた東福岡の時代を崩し、15年ぶりの出場となった福岡大附大濠(14回目)。
その立役者となった2年生エース・新山明が、全国の舞台に挑む。
予測不能な攻撃スタイルが持ち味の2年生エース 新山明
去年の福岡代表決定戦で、福岡大学附属大濠が福岡で14連覇中の絶対王者・東福岡に挑んだ。この試合は「戦国春高2026」と呼ばれる今大会を象徴する激闘となった。
「日本一を取るためにやってきたので、東福岡に勝つのは1つの通過点」2年生エースの新山明は、14年間福岡大附大濠が超えられなかったライバルを撃破するため、予測不能な攻撃スタイルを積み上げてきた。高校生では珍しい多彩な攻撃のバリエーションを持つ新山は、従来の枠にとらわれない選手だ。
高校生離れの多彩な攻撃パターン
新山はアウトサイドヒッターとしてプレーしているが、本来ミドルブロッカーが主に使用するセンターからの速攻も得意としている。
さらに、サイドに開いたかと思えば、同じ動作から内側に入りスパイクを打つ変化球も持ち合わせている。
こうした予測不能な動きによって、どこからでも打てる攻撃を身につけた“万能型エース”へと成長した新山。その技術は福岡代表決定戦で存分に発揮された。
運命の対決 – 東福岡のエース糸瀬翔馬との一騎打ち
決勝ではインターハイでベスト6に選ばれた東福岡のエース糸瀬翔馬(3年)との打ち合いになるが、新山は磨き続けてきた変則的な攻撃でチームをけん引した。
「勝負どころでしっかり決め切って、チームを勝たせるエースになります」という言葉通りの活躍で、ついに東福岡に勝利!福岡大附属大濠が悲願の春高全国大会出場を決めた。
14年間続いた東福岡の時代を崩し、福岡大附大濠は15年ぶり14回目の全国大会出場。その立役者となった新山明の技術と精神力は、次なる全国の舞台でも大きな武器となるだろう。
予測不能な攻撃パターンと勝負所での決断力を武器に、福岡大附大濠は全国制覇へ向けて大きな一歩を踏み出した。

その新山は1月7日、福岡大附大濠にとって春高全国大会初戦となった小松大谷(石川)との試合、新山がスタメン出場で5得点を奪い、チームはストレート勝利。
大会4日目となる1月8日は、2020年の春高バレー優勝校・東山(京都)と対戦する。
