アメリカのトランプ大統領の支持基盤でアメリカ第一主義運動、通称「MAGA」派の代表格として知られていた共和党のグリーン下院議員が5日、トランプ氏との対立を理由に議員辞職しました。
グリーン氏はトランプ政権の物価高対策や医療政策、性的人身売買の罪で起訴され自殺したジェフリー・エプスタイン氏に関する文書の公開などをめぐりトランプ大統領との対立を深め5日、任期半ばで下院議員を辞職しました。
グリーン氏はトランプ氏の熱烈な支持基盤である「MAGA」派の代表格で2024年の大統領選挙では、全米各地の遊説に同行するなどトランプ氏に近い存在として知られていました。
グリーン氏は5日議員辞職を前にCNNテレビに出演し「トランプ政権の現状と方向性は憂慮すべきだ」と訴え、政権によるベネズエラへの軍事攻撃を非難するとともに、支持層が求める「国内政策に引き続き注力すべきだ」と呼びかけました。
トランプ氏はベネズエラへの作戦の成功を自賛し、コロンビアやメキシコへの介入も示唆していますが、与党・共和党内からも「国内問題に焦点を移すべきだ」との声もあがっていて、アメリカによる介入が長期化すれば、政権批判が高まる可能性もあります。