25日午前、尾崎官房副長官が記者会見で明かしたのは、イランのテヘランで日本人1名が拘束されたという知らせでした。
尾崎官房副長官:
日本政府は、イランのテヘランで邦人1名が現地時間1月20日に現地当局に拘束されたことを確認しています。
これについて、ロンドンに拠点を置くイラン・インターナショナルなどは、NHKのテヘラン支局長が2月24日までにイラン当局に拘束され、テヘラン北部にある「エビン刑務所」に収監されていると報じました。
2025年6月のアメリカによるイランへの空爆。
そして、2025年末からの大規模な反政府デモと、イラン国内は不安定な情勢が続いています。
FNNイスタンブール支局・加藤崇支局長:
イランの体制は維持するのが難しくなっている現状があります。そのため当局はデモを厳しく弾圧するほか、ジャーナリスト、芸術家、そして芸能人などを含めて拘束するなど、厳しい弾圧を続けているのが現状です。反政府デモを取材したり、反政府デモの映像を持っているだけで拘束されている状況がある。
イラン国内では、反政府デモの映像を保持しているだけでも拘束される状況にあるという中、日本人が収監されているエビン刑務所とは、どのような施設なのでしょうか。
FNNイスタンブール支局・加藤崇支局長:
エビン刑務所は“政治犯”が収容される施設として有名な刑務所。実際、過去には拷問などがされる“悪名高い”刑務所だとして心配される状況。
ノーベル平和賞を受賞したイランの人権活動家、ナルゲス・モハンマディさんも反国家的なプロパガンダを広めたとして収監されたエビン刑務所。
CPJ(ジャーナリスト保護委員会)によると、過去にも多くのジャーナリストが収監されており、抗議活動を支持する書面にサインをしただけでも拘束されることもあり、イランでは11人が拘束されているとしています。
外務省によりますと、この日本人の状況について、「本人と連絡が取れる状態」で「健康状態に問題はない」ということです。