高市首相は5日、伊勢神宮を参拝後、年頭にあたっての会見を行い、アメリカによるベネズエラ攻撃について「邦人の安全確保を最優先としつつ、関係国と緊密に連携しつつ対応にあたっている」と述べた。
そのうえで、「ベネズエラについては、これまでも一刻も早くベネズエラにおける民主主義が回復されることの重要性を訴えてきた」と強調し、「我が国は従来から自由・民主主義・法の支配といった基本的価値や原則を尊重してきた。日本政府はこうした一貫した我が国の立場に基づいてG7や地域諸国を含む関係国と緊密に連携しながら、引き続きベネズエラにおける民主主義の回復と情勢安定化に向けた外交努力を進めていく」との方針を示した。
高市首相は4日、SNSに「情勢の安定化に向けた外交努力を進めていく」などと投稿する一方で、軍事作戦を実行したアメリカに関しては触れていなかったが、会見でもこれを踏襲した形だ。
今月下旬に開会する見通しの通常国会の会期中に衆議院を解散する可能性について問われた高市首相は、「国民に高市内閣の物価高対策・経済対策の効果を実感いただくことが大事。目の前の課題に懸命に取り組んでいるところだ」と述べ、解散に否定的な考えを示した。
会見に先立つ伊勢神宮内宮参拝の際、高市首相は安倍元首相の写真を掲げて宇治橋を渡った。
関係者によると、写真は高市首相自らが用意したものだということで、高市首相は意図について「橋の上で広げて(安倍元首相に)両岸を見ていただいた。安倍総理を、もう一度伊勢神宮に連れてきてあげたかった。安倍総理も再び一緒に来られたよということを、感謝の気持ちと共に伝えたかった」と語った。
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