能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市で、商業施設の一部を借りて営業を続けている「出張朝市」が、今年最後の営業日を迎えました。
年末恒例の「大歳の市」に合わせて開かれた31日の出張朝市。
輪島港の年内の漁が終わったことなどから、出店数は平日の半分ほどとなるおよそ20店舗となりましたが、会場は朝から多くの買い物客で賑わいました。
訪れた人たちは、正月飾りや特産の干物など、新年を迎えるための食材を買い求めていました。
朝市の人は:
「皆さんのおかげで私たち助けていただいているみんなで良い輪島、新しい輪島、朝市ができたら」
復興への願いが込められた出張朝市の初売りは、来年1月3日に行われます。