中国軍は30日、台湾周辺で2日目の大規模軍事演習を実施し、ロケット弾27発を台湾近くの海域に向けて発射しました。
2日目の軍事演習で中国軍は、駆逐艦や爆撃機などを使い海と空から連携して封鎖する能力を確認したほか、実弾を使った射撃訓練などを行いました。
台湾国防部によりますと、中国の福建省から台湾北部や南西部の海域に合わせて27発のロケット弾が発射され、過去の事例と比較して、着弾地点が台湾に接近しているとしています。
頼清徳総統は、「地域の安全と国際秩序に対する公然たる挑発であり、最も厳しい非難を表明する」とコメントしました。