アメリカ・ニューヨークの地下鉄やバスで30年以上親しまれてきた乗車券、「メトロカード」の販売が2025年で終了します。
ニューヨークの交通当局MTAは、タッチレス決済システム、「OMNY」への完全移行に伴い、約30年の歴史を持つ「メトロカード」の販売を、12月31日で終了します。
「メトロカード」は、お金をチャージして使用するスワイプ式のもので当時のニューヨーカーの通勤方法を一変させました。「メトロカード」は、今後も一定期間残高の利用が可能です。
また、カードの有効期限から2年間は、「OMNYカード」への残高移行、もしくは払い戻しにも対応するということです。
今回の移行で、関連費用を年間少なくとも2000万ドル、日本円で約31億円削減できる見込みだということです。