岩手県平泉町の毛越寺では、五穀豊穣を祈り大しめ縄が取り付けられました。
毛越寺では12月28日、地元の有志11人が山門に大しめ縄を取り付ける作業をしました。
大しめ縄は新年の五穀豊穣を願い取り付けられるもので、縄の部分は雲を、垂れ下がったわらは雨を表しています。
地元のもち米の稲わらを使い8日間かけて作られた大しめ縄は、長さ5m、重さは約50kgあります。
住職らが立ち会うなか、2025年も無事に飾り付けられました。
地区しめ縄会 小野寺政雄代表
「ここ(大しめ縄)を見て、一年の幸せを祈りながら本堂に行ってもらえれば」
毛越寺では正月三が日の人出を、2025年並みの4万5000人と見込んでいます。