■広島駅ビルが生まれ変わった年

生まれ変わった広島駅ビル。しかし、まだまだ広島駅南口周辺の「再整備」は
全体完成への道半ばということで取材してきました。

【加藤キャスター】
「野川さん2025年はどんな1年だった」
【野川キャスター】
「今年は広島駅ビルが生まれ変わった年じゃないですか?これまでも玄関口というイメージはありましたが、なにか街の核がもう一つできたというような劇的なビフォーアフターになったんじゃないかという感じがしますね」

5年の月日をかけ生まれ変わった広島駅ビル。
JR・広島電鉄・広島市が3者で連携して作り上げた象徴「中央アトリウム空間」には8月、日本で初めてJRの駅ビル2階に路面電車が乗り入れました。

2028年度末の全体完成に向けて、まだまだ進化を続ける広島駅南口…。
来年、注目されるのが…。


■広島駅ビル2階とエールエールA館をつなぐペデストリアンデッキ

【広島市交通施設整備部 広島駅南口整備担当 大元智裕 主任技師】
「いままでは東西のペデストリアンデッキができて、東西の流れはある程度、南口でつくれたと思うが、南方向の動きは初めて。エールエールA館とのデッキができて繋がるようになるので、そこでまた回遊性の向上につなげていきたい」

橋の全長67.8m、広島駅ビル2階とエールエールA館をつなぐペデストリアンデッキ。

工事中のエールエールA館2階。

【広島駅南口開発(エールエールA館)大宮 勉 営業部長】
「どうぞ!」
【加藤キャスター・野川キャスター】
「いいんですか!失礼します。おお~」
【広島駅南口開発(エールエールA館)大宮 勉 営業部長】
「ちょうど、ここが私どもの玄関になる場所、どうぞ!開けて下さい」

【加藤キャスター】
「え!いいんですか!ではいきます】

特別に・・・テレビ初公開

【加藤キャスター】
「おお~!野川さん!電車の出入りがバッチリですよ!」
【野川キャスター】
「あ!しかもいま!レッドウイングコラボの!グリーンムーバーが出ていきますよ」
【加藤キャスター】
「アツイですね~。いや。こうやって実際立ってみると、この距離感とかよくわかりますね」
【野川キャスター】
「ほんとですね」

【広島駅南口開発(エールエールA館)大宮 勉 営業部長】
「本当に距離が近いですよね。いままでは地下を通っていたから階段を降りていたが、スッといけるところにあるので、この駅エリアで時間を使ってほしい。駅にいってすぐ帰ります。ではなく、この施設間を動いて楽しんでいただきたい」

【加藤キャスター】
「2026年はどんな年に?」
【広島駅南口開発(エールエールA館)大宮 勉 営業部長】
「開業して27年ぶりくらいの大改装なので、頑張っていきたいと思うし、駅にたくさん集まっている人が、さらに増えるようにエールエールも頑張っていきたい。そんな役割を果たしていきたい」

■広電循環ルート 内回りと外回りでシティ感が高まる

【加藤キャスター】
「ところをうつして的場町電停にきました。見てください!」
【野川キャスター】
「真新しい軌道ですね」
【加藤キャスター】
「きょう特別に入っていいと」
【野川キャスター】
「ここにですか?すごい!失礼します。これまたいいですね」
【加藤キャスター】
「ここが新しいルートになる」
【野川キャスター】
「こちらが的場町の新しい電停のホームになる」

駅前大橋ルートに続き、利便性と回遊性を高めるため「来春」開業を目指す「循環ルート」

【広島電鉄 工務課・小池拓也さん】
「この辺りは野川さんが詳しいのかなと思いますが、(循環線は上り・下りではなく)『内回りと外回り』東京の山手線のような形の仕様に変わる」
【野川キャスタ-】
「内回り外回り…私たち東京で生活した経験ありますけど、『品川渋谷方面行きの…』って乗ってましたね。懐かしいですね!」
【加藤キャスター】
「そうなるといまここにあるホームは?」
【広島電鉄 工務課・小池拓也さん】
「こちらは内回りのホームになります」

【野川キャスタ-】
「内回り外回りの区別の仕方は?」
【広島電鉄 工務課・小池拓也さん】
「線路で考えていただいて外、内」
【野川キャスタ-】
「内側の線路か外側の線路かで考えればいい?」
【広島電鉄 工務課・小池拓也さん】
「そのように考えていただければ」
【野川キャスター】
「内回り外回りを日常会話で使いこなせるようになると新しい広島人のひとつポイントになりそうですよね」
【加藤キャスター】
「よりシティ感が高まる」
【広島電鉄 工務課・小池拓也さん】
「先に開業した駅前大橋ルートと相乗効果で、より広島市民・観光客が移動しやすい公共交通ネットワークをこれから育てていければなと思う」

テレビ新広島
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