再稼働から1年を迎える島根原発2号機で核燃料の転倒などトラブルが相次ぐ中、鳥取県と周辺自治体の米子、境港両市が安全な運用の徹底を求め、申し入れを行いました。
申し入れは鳥取県・米子市・境港市の3者連名で、境港市の伊達市長が代表して、中国電力の三村秀行常務に申し入れ書を手渡しました。
島根原発2号機では10月、新たに搬入された核燃料2体が転倒し作業員1人がけがをするなど、再稼働から1年の間にトラブルが相次ぎました。
申入書で、県と両市はこの事故の原因を十分に調べ、再発防止策を徹底するとともに安全な運用体制を確立することなどを求めています。
境港市・伊達市長:
安全対策の積み重ねであるので、しっかりと不断の見直しと積み重ねをしていただきたい。
中国電力・三村秀行常務:
反省して重く受け止めて再発防止をとった。安全確保できるように努めていきたいという心を非常に強く持ったところで、本日もその気持ちで文書をいただいた。