12月19日朝、氷点下6℃まで冷え込んだ札幌。
路面はツルツル。滑りにくい場所を探したりと、一歩踏み出すにもひと苦労。
「雪が解けた路面は凸凹していて滑りやすくなっています」(東木場緋香記者)
このツルツル路面に苦戦した人も多くいるのでは。

札幌市消防局によると、札幌で雪道で転倒して救急搬送された人数は11月から12月18日までで403人。
同じ時期の2024年より1.4倍となっていて、8年ぶりに多くなっている。

歩きにくい路面に街の人は―
「固まったところが怖いです。こけない方法を教えてほしいです」(男性)

「ひどい。滑ります。一回転んで骨折してるから転べないんですよ。顔面から転んで。いい靴買っても滑ります。とにかくこういう点々、石、を目指すようにして歩くようにしてます」(女性)
こちらの女性が目印にしているという黒い点々。街のいたるところに設置されているものである。

「交差点には滑り止め剤が入った箱が置かれていて誰でも滑りやすい路面に砂をまくことができます」(東木場記者)
人通りの多い交差点などに設置されている滑り止め剤。
中に入っている砂をまくと摩擦で滑りにくくなり、自分だけでなく後ろを歩く人の転倒防止にもつながる。
忘年会や年末年始に向けて往来が増えるこのシーズン。引き続き、道内では路面状況の変化に注意が必要だ。
