福岡県北九州市の合馬地区で、新年に彩りを添える「春の七草」の出荷準備が始まりました。

北九州市小倉南区にあるJA北九の集出荷場では、合馬地区で生産されている「合馬七草」の出荷準備が始まり、約30人の手でみずみずしい春の七草が手際よくパックに詰められました。

「春の七草」は、正月のごちそうで疲れた胃を癒す効果があるとされ、古くから1月7日にお粥に入れて食べられてきました。

◆JA北九 東部営農経済センター 今瀬然助さん
「今年もいい七草ができましたので、邪気払いや無病息災を願って新年に食べていただきたい」

作業は12月30日まで続き、約4万3000パックが出荷され、主に北九州市内のスーパーや百貨店などの売り場に1月3日ごろから並ぶということです。

テレビ西日本
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