SNS上で“株式投資の先生”などをかたるウソの投資話を信じ、福岡県の男性が1300万円超をだまし取られる詐欺事件がありました。

被害に遭ったのは福岡県大牟田市に住む会社員の男性(43)です。

大牟田警察署によりますと、今年8月18日、男性がSNSで受信した「急騰する株式情報」などというメッセージに返信したところ、別のSNSに移行するよう指示され、“株式投資の先生”を名乗る人物とやり取りを始め、投資を学ぶためのグループチャットに招待されました。

そのグループにはアシスタントを名乗る人物も参加しており、「先生が立ち上げたプロジェクトは目標収益420パーセントを目指している」「先生についていけば間違いない」「指定の投資会社が運用する機関口座に振り込めば利益が出る」「先生が勧め、上昇が見込まれる株式購入枠が当選した」「利益分を出金するためにはサービス料、保証金を振込む必要がある」などと言われました。

男性はこれらの言葉を信用し、10月6日から11月5日にかけて、相手が指定する口座に投資名目やサービス料、保証金などの名目で現金あわせて1324万3650円を振り込み、だまし取られました。

警察は
◎SNS・インターネット上の投資話には注意しましょう
◎「絶対に儲かる」「あなただけ」という話は詐欺です
◎SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう
などと呼びかけています。

テレビ西日本
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