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プレスリリース配信元:株式会社アールジャパン
https://www.rjapan.co.jp/ 物流代行サービス『ジャパロジ』調べ|送料・配送条件は何が見られている?消費者の確認ポイントを徹底調査!
オンライン通販が当たり前になった今、購入体験の満足度を左右するのは商品だけではありません。カート画面で目に入る送料や配送条件は、購入を後押しする一方で、離脱のきっかけにもなり得ます。
そこで、EC通販事業者やBtoB企業の出荷業務を代行する物流代行サービス『ジャパロジ』(https://www.rjapan.co.jp/ )は、20歳~59歳以下の男女150名を対象に、過去3か月の購買チャネル、配送情報で重視されるポイント、利用中の物流・配送サービスの満足度、今後の改善要望について調査しました。
本記事では、その結果をもとに、物流・配送において「早さ」以上に求められている価値を読み解きます。送料や配送条件の設計・提示を見直す際のヒントとして、ご活用いただければ幸いです。
▼調査内容▼
調査1 : 過去3か月間で商品の購入に利用したチャネル
調査2 : 配送に関して特に重視している点
調査3 : 現在利用している物流・配送サービスの満足度
調査4 : 利用している物流・配送サービスに今後さらに良くしてほしい点
まとめ: 「早さ」より「納得感」?物流・配送サービスに求められるもの

Q1. 過去3か月間で、あなたが商品の購入に利用したチャネルを教えてください。(複数回答可)

- 最も多かったのは「オンライン通販(Amazon・楽天などのECモール)」で、70.7%(106人)が過去3か月間に利用していました。日常的に使い慣れたサービスで商品を比較しやすく、時間や場所を選ばず購入できる点が、多くの人にとって大きな魅力になっていると考えられます。
- それに次いで高かったのが「実店舗(ショッピングモール・百貨店・スーパー・ドラッグストアなど)」で、67.3%(101人)となっています。オンラインが主流になりつつある一方で、実際に商品を手に取って確認できる安心感や、その場で持ち帰れる即時性も、依然として重視されていることがうかがえます。
- また、「公式オンラインショップ(ブランド・メーカー直営の通販サイト)」は20.0%(30人)、「フリマ・オークションアプリ(メルカリ・ヤフオクなど)」は18.0%(27人)と、一定の利用が見られました。価格や信頼性、限定商品など、購入目的に応じてチャネルを選び分けている様子が読み取れます。
- そのほか、「テレビ・カタログ通販」は6.0%(9人)、「宅配食品・ミールキット・定期宅配サービス」も6.0%(9人)にとどまり、「その他」は4.7%(7人)でした。利用者は多くないものの、特定のライフスタイルやニーズに応じて選ばれている購入手段であることが分かります。
Q2. オンライン通販や宅配サービスを利用する際、商品ページやカート画面で「配送に関する情報」として、あなたが特に重視している点を教えてください。 ※Q1で「オンライン系チャネルを1つ以上選んだ人」が対象(複数回答可:注1)

注1:本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、「配送に関する情報」として特に重視している点をより明確に把握できるようにしています。
- 最も多かったのは「送料が無料になる条件(いくら以上購入で送料無料になるか など)」で、58.3%(70人)が特に重視して確認している点として挙げています。商品価格そのものだけでなく、最終的に支払う総額を意識しながら購入判断をしている人が多く、送料無料の有無が心理的なハードルを大きく左右している様子が読み取れます。
- 次いで多かったのは「基本の送料金額(1回の配送にかかる送料)」で、37.5%(45人)でした。送料無料条件とあわせて、送料そのものがいくらかかるのかを事前に把握したいという意識が強く、配送コストが購入体験の一部として明確に認識されていることが分かります。
- 一方で、「最短お届け日・お届け予定日、時間帯指定の可否」を重視する人も24.2%(29人)おり、いつ届くのかというスピードや受け取りのしやすさも、一定の関心を集めています。
- そのほか、「置き配・宅配ボックス受け取りなど、受け取り方法の選択肢」は13.3%(16人)、「地域・時間帯・配送方法による追加送料の有無・金額」や「利用する配送業者や、荷物追跡サービスの有無」はいずれも8.3%(10人)となりました。配送の柔軟性や安心感を重視する層は限られるものの、必要に応じて細かい条件まで確認している人がいることがうかがえます。
- また、「梱包方法(ギフト対応の有無・簡易包装・エコ配送など)」は2.5%(3人)にとどまりました。なお、「特に意識して確認している点はない」と回答した人も14.2%(17人)おり、配送情報を細かく確認せずに購入する層が一定数存在していることも分かります。
Q3. 現在、あなたが利用している物流・配送サービス(ネット通販や宅配サービスなど)について、総合的にどの程度満足していますか。※Q1で「オンライン系チャネルを1つ以上選んだ人」が対象

- 最も多かったのは「やや満足している」で、47.5%(57人)と約半数を占めています。現状の物流・配送サービスを「概ね問題なく利用できている」と感じている人が多いことがうかがえます。日常的なネット通販や宅配サービスにおいて、一定水準の品質や利便性はすでに当たり前のものとして受け止められている状況と言えそうです。
- これに続いて「どちらともいえない」が22.5%(27人)、「非常に満足している」が19.2%(23人)となりました。満足度が高い層が一定数存在する一方で、明確な評価を下すまでには至っていない人も少なくありません。配送スピードや送料、受け取りのしやすさなど、項目ごとには不満や評価の差があっても、全体としては判断が分かれている様子が読み取れます。
- 一方、「やや不満を感じている」は6.7%(8人)、「非常に不満を感じている」は4.1%(5人)にとどまりました。強い不満を抱えている人は少数派であるものの、ゼロではなく、物流・配送サービスに対して改善を求める声が一定数存在していることも、この結果から見えてきます。
Q4. いま利用している物流・配送サービスについて、今後さらに良くしてほしいと感じる点があれば、あてはまるものをお選びください。※Q1で「オンライン系チャネルを1つ以上選んだ人」が対象(複数回答可:注2)

注2:本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、物流・配送サービスについて、今後さらに良くしてほしいと感じる点をより明確に把握できるようにしています。
- 最も多かったのは「送料が無料になる購入金額の条件を緩和してほしい」で、31.7%(38人)でした。これまでの設問でも送料に関する関心の高さが見られましたが、実際に改善要望としても「送料無料までのハードル」を下げてほしいという声が最も強く表れています。
- 一方で、「特に、今のサービスで困っている点・改善してほしい点はない」と回答した人も27.5%(33人)と一定数存在しています。現状の物流・配送サービスに大きな不満を抱いていない層がいることも、この結果から読み取れます。
- そのほか、「1回あたりの基本送料の水準を下げてほしい」は18.3%(22人)、「再配達や時間指定を含めた、受け取りのしやすさを改善してほしい」は13.3%(16人)でした。送料そのものの負担軽減に加え、生活スタイルに合わせて柔軟に受け取れる仕組みを求める声が一定数あることが分かります。
- また、「過剰包装を減らすなど、環境に配慮した梱包や配送を強化してほしい」も12.5%(15人)となっており、利便性だけでなく環境面への意識も一部で高まりつつある様子がうかがえます。
- さらに、「商品が届くまでのスピード(お届け日数・時間帯指定など)」や「誤配・遅延・破損など、配送トラブルを減らしてほしい」はいずれも10.0%(12人)、「配送状況の通知・追跡情報を、もっと分かりやすくしてほしい」は9.2%(11人)にとどまりました。
- 「地域・時間帯・配送方法による追加送料を減らしてほしい」は4.2%(5人)と少数派でしたが、細かな条件による追加負担に課題を感じている人がいることも見て取れます。
まとめ:「早さ」より「納得感」?物流・配送サービスに求められるもの
今回の調査結果から、物流・配送サービスは、すでに多くの人にとって「特別な付加価値」ではなく、日常の購買行動を支える前提条件として受け止められていることが分かりました。オンライン通販と実店舗の併用が一般化する中で、消費者は配送を意識しながらも、過度に細かい条件まで毎回確認しているわけではなく、「納得できる範囲で問題なく届くかどうか」を重視している様子がうかがえます。
送料は「不満」よりも「判断基準」として意識されている
- 購入時に特に確認されている項目や、改善要望の結果を見ると、送料に対する関心は一貫して高いものの、必ずしも強い不満として表出しているわけではありません。- 多くの人にとって送料は、「安ければうれしい」「条件が分かりやすければ納得できる」といった、購入判断を左右する重要な判断材料として意識されています。
- とくに送料無料の条件は、商品価格と同列、あるいはそれ以上に注目されており、物流コストが購買体験に直結していることが改めて浮き彫りになりました。
満足度は高水準だが、評価は「ほどほど」にとどまる
- 現在利用している物流・配送サービスに対しては、「やや満足している」「非常に満足している」を合わせると多くを占めており、全体としては安定した評価が得られています。- 一方で、「どちらともいえない」と答えた人も一定数存在しており、強く評価するほどの決定打はなくても、大きな不満なく使えているという認識が広がっていることが分かります。物流サービスが高度化・標準化する中で、満足と不満の境界が曖昧になっている状況とも言えそうです。
改善要望は「スピード」より「負担感の軽減」に集中
- 今後さらに良くしてほしい点としては、配送スピードやトラブル対応よりも、送料や送料無料条件といった「金銭的・心理的な負担」を軽くしてほしいという声が多く集まりました。- すでに一定水準の速さや正確さが確保されているからこそ、次の段階として「もう少し使いやすく」「もう少し無理のない形で」という要望が目立っていると考えられます。
これらの結果を踏まえると、物流・配送サービスに対しては、目新しい機能や極端なスピードよりも、「分かりやすさ」や「納得感」が重視されている状況がうかがえます。
送料や配送条件をどれだけ明確に提示できるか、利用者が無理なく理解し、判断できる形になっているかが、購買体験全体の印象を左右していると考えられます。物流・配送は、単なる裏側の仕組みではなく、商品やサービスの価値を下支えする要素として、今後さらに重要性を増していくでしょう。
調査概要
調査日: 2025年12月10日調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査対象・人数: 20歳以上59歳以下の男女150名
<<調査結果の利用条件>>
- 情報の出典元として「物流代行サービス(ジャパロジ)」を明記してください。
- ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL: https://www.rjapan.co.jp/
ジャパロジ について
株式会社アールジャパンが提供する「ジャパロジ」は、EC通販事業者様・BtoB企業様の出荷業務を代行し、商品とお客様をつなぐ架け橋となる物流代行(出荷代行)サービスです。3PLの視点で事業全体の最適化を見据え、物流の効率化・最適化を通じて事業者様の成長を支援します。入庫・検品・保管・在庫管理・ピッキング・梱包・出荷といった物流業務に加え、繁忙期や季節イベントに必要な販促物(DM・パンフレット等)の対応や、返品対応など、通販に関わるバックヤード業務も含めて「低コスト」「高品質」で運営代行します。
社内リソースが限られ、発送業務や在庫管理などのバックヤード負担を減らして、本来注力すべき販売・企画に集中したい方は、ぜひご相談ください。
Point(1)梱包~出荷を“ムダなく速く”する出荷動線と自動連携
ジャパロジは佐川急便中部支社の中継ビル(11階フロア)に物流センターを構えており、業務用エレベーターで1階の仕分け出荷場へ荷物を下ろすだけで、運送会社への受け渡しがスムーズに行える体制です。これにより、受け渡し~発送までのムダを減らし、運搬時の破損リスク低減や運賃面のメリットにもつながります。また、EC注文データをジャパロジに自動連携する仕組みによって、出荷業務の効率化も支援します。
Point(2)「届いた瞬間」を損なわない、高品質な梱包・出荷オペレーション
ジャパロジは、ただ商品を送るのではなく、届いた瞬間の体験価値まで含めた物流運用を重視しています。丁寧な梱包はもちろん、事業者様のオリジナル資材の手配にも対応可能です。さらに、ラッピングや熨斗(のし)などのギフト対応にも対応しており、ブランド体験を損なわない出荷品質を支えます。通販を理解したスタッフが梱包を行う体制も特徴です。
加えて、協力会社倉庫を活用し、冷蔵・冷凍商品の保管にも対応します。夏場だけ冷蔵で保管したいといったスポット利用も可能で、冷蔵は複数の温度帯(例:3~5度、10~15度など)に対応しています。
Point(3)導入前後の“伴走”で、運用を安定化・改善へつなげる
ジャパロジでは、見積り依頼から導入・稼働までのプロセスで、現状の課題をヒアリングし、コストダウンを意識した提案を行ったうえで、運用担当が本稼働までサポートします。また、よりよい物流の実現に向けて、毎月一度の定例MTGを実施し、現状把握から課題抽出、改善提案へとつなげる運用体制を整えています。
アールジャパン(ジャパロジ/ジャパナビ)概要
商号 : 株式会社アールジャパン代表者 : 山下 剛弘
所在地 : 愛知県名古屋市西区那古野 2-23-21 デラ・ドーラ名駅 2F
HP : https://www.rjapan.co.jp/
事業内容:
- 委託型配送センター代行
- 自社物流センター運営移管 EC サイト受注管理業務代行
- デジタルマーケティング支援
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