台湾の台北市中心部で通行人が刃物で刺され3人が死亡した無差別襲撃事件で、容疑者の男が犯行の時間や場所などを詳細に記した「犯行計画書」をつくっていたことがわかりました。
台北市の中心部で19日に発生した無差別襲撃事件ではこれまでに3人が死亡し、11人が重軽傷を負い、容疑者の27歳の無職の男は、犯行後ビルから飛び降り死亡しています。
台湾メディアは21日、男のパソコンから「犯行計画書」が見つかったと警察への取材として報じました。
「犯行計画書」には「まず発煙弾を投げてその後、刃物で切りつける」などの行動に加え犯行時間や場所のほか食事や休息時間までが具体的に記されていたということです。
また、男が半年前から犯行を計画していたとしています。
地元警察は、男による単独犯とみて動機や背景について詳しく調べています。