12月17日、地上設備の不具合により打ち上げが直前で中止されたH3(えいちすりー)ロケット8号機がきょう午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
H3ロケット8号機は22日午前10時51分、種子島宇宙センターから打ち上げられました。
機体は順調に飛行を続けていましたが、JAXAによりますと第2弾エンジンの燃焼が予定より早く停止したとして、状況を確認しています。
H3ロケット8号機は12月17日に打ち上げられる予定でしたがロケットから出される高温のガスを冷やすための冷却水の量が足りず直前で中止されていました。
H3ロケット8号機に搭載されている、みちびきは日本版GPSとも呼ばれ、スマートフォンやカーナビなどの位置情報の精度向上などに役立てられます。
みちびきは今回が6機目の打ち上げで、政府は来年2月に7機目を打ち上げアメリカなど他国のシステムに依存しない体制を目指しています。
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