カキが大量に死んでいる問題を受け、政府が発表した養殖業者への支援策について、
漁業関係者と広島県選出の国会議員が意見交換を行いました。
21日の意見交換会には、県内の漁業関係者や地元の国会議員など
約60人が出席しました。
議員からは、生産者だけでなく食品業や観光業など
幅広い分野に影響が及ぶ社会問題であるとして、
政府の支援策を作って終わりではなく、
関係者の実情に即した見直しが必要などと、
支援策の実効性を求める意見があがりました。
一方、漁業関係者からは
「廃業を考える生産者もいる」といった切実な声もあり、
原因究明に加えて融資ではなく、補助金や助成金による経済支援など、
息の長い支援を求める要望が寄せられました。
【広島県牡蠣生産対策協議会 米田輝隆代表理事会長】
「我々が子や孫まで子々孫々 カキ養殖ができるようにお願いしたい」
【牡蠣養殖に関する議員連盟 平口洋会長】
「切実な意見が出まして 我々も認識を新たにしたころです」