安佐南警察署は、自転車の事故防止に取り組んだ4つの高校に、
感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは、広島市安佐南区にある4つの高校です。
4校は、警察の依頼を受けて今年9月下旬からおよそ1カ月間、
自転車事故防止のポスター制作や、安全運転の呼びかけに取り組みました。
このうち、安古市高校では、自転車で通学する生徒約500人を対象に、
ヘルメットを着けない理由についてのアンケートを行い、
着用の大切さを訴えたといいます。
【安佐南警察署 中迫幸夫署長】
「(ヘルメット着用を)避ける理由としては
おそらく髪型が崩れるからではないのかなと思っておりました。
周りの人が着用していないから恥ずかしいという回答が多かったのには
非常に驚いた」
【安古市高校2年 川本樹さん】
「自転車に乗っている生徒一人一人の意識が大事だと思っているので
もっと(学校を)安全にしていきたい」
警察は、若者の意見を参考にしながら
自転車の事故防止に取り組むとしています。