クリスマスを前に、香川県の小豆島ではクリスマスケーキなどに使われるイチゴの収穫が大詰めを迎えています。
真っ赤に色づいたイチゴ、ほどよい酸味と甘さを持つ「女峰」です。香川県土庄町の木下浩介さんの農業用ハウスでは、約20年前から栽培しています。
「女峰」は生クリームとの相性が良く、クリスマスケーキ用のイチゴとして親しまれていて、生産量は香川県が全国トップを誇ります。2025年は猛暑が続いた影響で花芽の付きが遅れ、年内の出荷量は例年の8割程度となる見通しです。
(JA香川県 武部新平さん)
「ようやく数量も増えてきて、ケーキの上に乗せるイチゴもある程度確保できるのでは。イチゴはこれから量も増えてきて、冬場は味が良くなってくるので小豆島のイチゴを店で見かけたら買ってほしい」
クリスマスケーキ用のイチゴの収穫は今週いっぱい続きます。