安全保障を担当する官邸関係者が「核保有すべき」という趣旨の発言をしたことに関して木原官房長官は、「コメントは差し控える」と述べました。
木原官房長官:
個別の報道の逐一についてコメントすることは差し控えさせていただく。政府としては非核三原則を政策上の方針として堅持をしている。
18日、安全保障を担当する官邸関係者が記者団に対し、「日本は核を保有すべきだ」という趣旨の発言をしました。
木原長官は会見で「非核三原則を政策上の方針として堅持している」と強調した上で、この関係者の進退について言及を避けました。
一方、与野党からは厳しい声が相次いでいます。
自民党・中谷前防衛相:
(高市首相は)よくよく事の重要性を考えて、(進退を)ご判断をいただきたい。
立憲・野田代表:
とてもにわかには信じられず大変驚いている。早急にお辞めいただくということが妥当ではないかと思う。
また、公明党の斉藤代表も「罷免に値する重大な発言だ」と述べ、関係者の更迭を検討すべきとの考えを示しました。