新潟市・西区のスイーツ無人販売店で、商品の窃盗が発生した。警察は17日、職務質問した75歳の女が冷凍たいやきの万引きを認めたと発表したが、オーナーが防犯カメラを確認したところ、女の犯行の約3時間前にも、別の男がパフェアイスなど11点を盗む姿が映り、新たな窃盗が発覚した。

75歳の女が職務質問で万引きを認める

新潟市・西区で11日、スイーツの無人販売店でカメラが捉えたのは、商品を手に取ると持っていた紙袋にそのまま入れた。

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会計をせずに店をあとにするスイーツドロボーだ。

被害に遭ったGONNO de sweets永井勝幸代表は「お客様との信頼関係で持っている店なので、非常に残念」と落胆した様子だ。

万引きを認めているという75歳の女(GOZZO de sweetsオーナー)
万引きを認めているという75歳の女(GOZZO de sweetsオーナー)

オーナーによると、1個250円の「冷凍たいやき」が複数盗まれていたという。

警察によると、17日に店舗周辺で職務質問した75歳の女が万引きを認めているという。

さらに、オーナーがこれまでの被害をさかのぼって確認したところ、「ビデオ確認するじゃないですか。その確認をしていた中で男性の犯行が判明した」と、新たな窃盗が発覚した。

精算するふりをして商品を盗む男の姿

犯行の約3時間前、別の人物によるスイーツ窃盗の存在だ。

ためらいなくバッグに入れている人物(GOZZO de sweetsオーナー)
ためらいなくバッグに入れている人物(GOZZO de sweetsオーナー)

肩にかけた白いバッグに商品を1個、2個、3個と、ためらいなく入れているのが確認できる。

そして、セルフレジの前に立ち、両手を精算機に近づけるが何も手にしていない。紙幣を入れるふりをしているのか。

約6000円分の商品を盗んでいったスイーツドロボー(GOZZO de sweetsオーナー)
約6000円分の商品を盗んでいったスイーツドロボー(GOZZO de sweetsオーナー)

第2のスイーツドロボーは「パフェアイス」など11点、約6000円分の商品を盗んでいった。

この店舗では、これまで約30個の商品が盗まれ、被害額は約1万4000円に上るという。
(「イット!」12月18日放送より)

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