瀬戸内市が制作し、ハンセン病による偏見・差別解消を訴えた人権啓発動画が、法務大臣表彰で最優秀賞を受賞しました。
法務大臣表彰最優秀賞を受賞したのは、瀬戸内市が制作した動画「記憶を受けつぐ旅~岡山県瀬戸内市・長島に残るハンセン病の歴史」です。
この表彰は、人権啓発活動の充実のために、全国の自治体を対象に毎年実施されているもので、2025年度は、前の年に制作され応募のあった825点の中から選ばれました。
動画は、療養所の入所者が農作業をする貴重な映像のほか、近隣住民へのインタビューなどが盛り込まれ26分にまとめられたものです。動画は、ハンセン病について知識がない人たちに対して、問題を学ぶ第一歩になる有益なものなどと、評価されました。
瀬戸内市ダイバーシティ推進室は、「受賞をきっかけにさらに力を入れ、継続して啓発活動をしていきたい」としています。
この動画は、瀬戸内市のHPや動画投稿サイトで見ることができます。