木原官房長官は17日の記者会見で、19、20両日に中央アジア5カ国との初の首脳会合を東京で開催することを明らかにした。
高市首相が首脳会合の議長を務めるほか、各国との個別の首脳会談も予定している。首脳会合ではAI分野での協力枠組みの創設などで合意する見通し。
木原官房長官は会見で、「法の支配に基づく国際秩序を維持・強化するパートナーとして、地域の自立的かつ持続的な発展を推進するための意見交換を行う。戦略的に重要なパートナーである中央アジア諸国との互恵的な協力がさらに強化されることを期待している」と語った。
日本との首脳会合に参加する5カ国はカザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンで、各国は地理的にもロシアや中国と関係が深い。
5カ国とは岸田政権下の2024年8月にカザフスタンで首脳会合を行う予定だったが、南海トラフ地震臨時情報が発表されたため、会合が延期されていた。