岩手県平泉町の中尊寺では正月の縁起物・破魔矢づくりが最盛期を迎えています。
中尊寺では毎年12月に入ると新年を迎えるための準備が始まり、この時期には破魔矢づくりが最盛期を迎えます。
2025年は1500本の破魔矢を用意する予定で、12月16日は寺の職員3人が長さ60cmの白木の矢に2026年の干支にちなんだウマが描かれた絵馬などを取り付けていきました。
破魔矢は「災いを打ち破り幸福を射止める」という意味を持つ正月の縁起物で、職員たちは幸せへの願いを込めて丁寧に作業を進めていました。
中尊寺の職員は「皆さまの幸せを祈って作っている。皆さまも周りの人も幸せな年になればと思う」と話していました。
中尊寺では正月三が日の参拝者数を例年並みとなる10万人と見込んでいます。