岡山県は将来のインバウンド需要に対応するため岡山空港の国際線の機能を強化するとともに、老朽化した施設を改修する計画を明らかにしました。約300億円の事業費を見込んでいます。
12月16日に開かれた岡山県議会の特別委員会で明らかになりました。
県によりますと、計画では、国際線エリアを東側に32メートル、北側に15メートル、合わせて約7000平方メートル増築し、全体的なレイアウトを見直します。
また、空港は建設から37年経っているため、老朽化が進んでいる施設を改修、耐震化工事も実施します。2026年度、基本設計に取りかかり、2027年度以降に着工、完成は2032年度の予定で、事業費は約280億円から320億円を見込んでいます。
県航空企画推進課は「インバウンド需要に対応できるよう機能強化を図るとともに、利用者の快適性・利便性を向上させたい」としています。