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プレスリリース配信元:Biz Hits

面接対策で苦労したことに関する意識調査

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、社会人の男女500人を対象に「面接対策で苦労したことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

面接は、自分の魅力を直接伝えられる大切な場ではありますが、うまく話せなかったり、緊張してしまったりと、苦労を感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits Career blog( https://bizhits.sixcore.jp/ )は、社会人の男女500人に「面接対策で苦労したこと」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、株式会社Unitas代表の細川晃男氏よりご考察いただいております。


※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits Career blog」の公式サイトURL( https://bizhits.sixcore.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。


【調査概要】
調査対象:社会人の男女
調査期間:2025年10月17日~26日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性342人/男性158人)
回答者の年代:10代 1.6%/20代 15.0%/30代 32.6%/40代 27.4%/50代以上 23.4%


【調査結果サマリー】
面接対策で苦労したこと1位は「質問の答えを準備する」
面接対策の苦労を乗り越えた方法は「何度も練習する」
・面接対策でやってよかったことは「何度も練習する」

面接対策で苦労したこと1位は「質問の答えを準備する」



社会人の男女500人に「面接対策で苦労したこと」を聞いたところ、1位は「質問の答えを準備する(26.0%)」、僅差の2位は「自己分析する(23.6%)」でした。

質問の答えの準備や自己分析、企業分析など、事前準備に関する項目が上位を占めています。面接で聞かれる質問にきちんと答えられるよう準備しておくことに苦労している人が多いのですね。

一方で、緊張や服装といった当日の対応に関する悩みもランクインしています。面接は事前準備も当日も、苦労が多いとわかりました。

<1位 質問の答えを準備する>
・質問対策が一番苦労しました。いろいろな現場で働ける専門職種のため、会社ごとに「専門性をどう生かすのか」について、質問への対策を考えて準備をする必要がありました(20代 女性)
・質問対策。中小企業であり、一般的な面接かすらわからなかったので、どんな質問をされるのか想定できなかった(30代 女性)

採用面接ではどんな質問が来るのか予測がつかないことも。また、全員にあてはまる回答はないので、自分なりに、あるいは受ける企業ごとに回答を考える必要があります。

「幅広い質問を想定し、自分の専門性やキャリアに照らし合わせて答える」という準備に苦労した人が多くなりました。

<2位 自己分析する>
・自己分析です。質問対策や企業研究など面接対策にはさまざまな要素があるものの、すべての根幹にあるのが自己分析だと考えていました。例えば質問対策をするにしても、自分のことをちゃんと理解していないと浅い回答しか出てこないので(20代 男性)
・自己分析に一番苦労しました。自分の強みや弱みを言語化するのが難しく、過去の経験をどう仕事に結びつけるか悩みました。面接官に納得してもらえるような説得力ある話がなかなか作れず、苦戦しました(50代以上 女性)

自己分析とは、自分の性格、価値観、強みや弱み、キャリアなどを整理して、自分を深く理解することです。

面接で聞かれる質問への回答を用意するためには、自己分析が必要となります。志望動機ひとつとっても、「自分の希望条件や強みと、応募先企業との整合性」がとれていないと、ちぐはぐな回答になってしまうからです。

<3位 緊張してうまく話せない>
・あがり症で早口になってしまい、聞き返されることが多かった(30代 女性)
・緊張せずに自分の考えをはきはきと話すこと。事前に質問を想定して答えを準備していたのですが、いざ本番になると頭が真っ白になり、言葉が思うように出てきませんでした。落ち着いて話す難しさを痛感しました(50代以上 男性)

面接では、準備してきたのに言葉が出てこないという経験をする人が少なくありません。緊張によって頭が真っ白になったり、声が震えたり、早口になってしまったりするからです。

話す内容を準備するのも大変ですが、上手に話すことにも苦労があるとわかります。

<4位 企業研究を行う>
・企業研究に最も苦労しました。会社のホームページなどで情報を得ようとはしたものの、業界が異なるとわからない部分も多く、面接で「なぜこの会社なのか?」と聞かれても、上辺だけの内容を述べている気がしてなりませんでした(30代 女性)
・未経験とまではいかないが、業界経験がそこまでなく企業研究・業界研究を深堀りできているか、自分自身曖昧だったこと(40代 男性)

企業研究は志望動機を考えたり面接で自分PRにつなげたりするためには欠かせませんが、苦労する人も多いとわかりました。

企業の情報に苦労する理由としては、企業の情報をなかなか得られないことがあります。ネットやSNSに情報が少ない会社だと、事業の特徴や職場の雰囲気などをつかみにくいからです。

また異業種転職の場合は、業界の構図などもよくわからず、企業のどこを見ればいいのか戸惑うこともあります。

<5位 志望動機を考える>
・「事務職希望で、ある程度大きな会社ならどこでもいい」という考えだったので、志望動機は苦労しました(30代 女性)
・志望動機です。「なぜその会社でなければならないのか」を会社ごとに変えて面談を受けるのは、苦労しました。もちろん本命の会社ならすっと答えられますが、本命以外の場合は苦労しました(40代 男性)

志望動機は、志望度が高く、入社してからやりたいことが明確にある場合にはあまり苦労しないかもしれません。しかし「第一希望ではない」「働ければどこでもよい」といった気持ちで応募している場合には、志望動機を考えるのに苦労します。

<6位 自己PRを考える>
・とくに自己PRが苦手でした。自分に強みがあると感じられず、経験や性格をどのようにPRにいいのか考えていくのが大変だと感じました(30代 女性)
・自分のやりたいことと企業が求めていることと合っているのかわからず、アピールポイントがずれる(40代 女性)

「自分には特別な強みやキャリアがない」と感じている人の場合には、自己PRづくりに苦労します。

また強みはあるものの、応募先企業で強みをどう生かせるのかを言語化するのに苦労する人も多くなりました。

<7位 当日の服装を決める>
・スーツを着る機会があまりないため、ネクタイの締め方や、ジャケット・パンツのしわなどが気になりました(20代 男性)
・「カジュアルな恰好で来てください」と言われ、どんな服で行くのか迷いました(30代 男性)

新卒の就職活動でしたらスーツで面接を受ける人がほとんどで、あまり迷う余地はありません。ただネクタイの色やパンプスのヒールの高さなどに悩むケースがあります。

転職活動では「オフィスカジュアルで来て」「カジュアルで」といった指定がつくこともあり、どの程度のカジュアル具合かがわからなくて苦労した人も多くなりました。

<8位 ネガティブな内容を伝える>
・前職の勤続年数が短かったので、どうやって答えようか考えるのが一番苦労した(30代 男性)
・転職回数が多いので、退職理由を考えることに苦労しました。正直に伝えつつ、デメリットにならないよう次に向けての前向きな気持ちを伝えられるよう、意識しました(40代 女性)

「前の会社で人間関係に悩んだ」「給料が低すぎた」といったネガティブな転職理由の場合、話し方によっては印象が悪くなる可能性があります。

とはいえ、答えなかったりごまかしたりすれば、不誠実に見えてしまいます。そのためネガティブに見えることも前向きな説明に変換できるよう、苦労していました。

面接対策の苦労を乗り越えた方法は「何度も練習する」



「面接対策の苦労を乗り越えた方法」として最も多かった回答は「何度も練習する(23.8%)」でした。2位「周囲の人に相談する(16.4%)」、3位「転職エージェントに相談する(14.6%)」が続きます。

一人で乗り切った人もいましたが、周囲の人や転職エージェントなど、誰かの助けを借りた人も多数。1位の「何度も練習する」でも、回答の中身を見ると、周囲に協力してもらって練習した人が多くいました。

<1位 何度も練習する>
・何度も面接のシミュレーションをする。家でぬいぐるみを相手に模擬面接をしていた(30代 女性)
・友達に手伝ってもらって、目を見て話す練習をしました(40代 男性)

本番の面接では緊張して話せなくなりがちな人でも、何度も練習することで、自然に話ができるようになってきます。話し方や話す内容のブラッシュアップになるほか、「目を見て話す」「笑顔で話す」などの訓練にもなります。

一人で練習した人もいましたが、友人や家族に手伝ってもらって練習した人も多数。「苦手を克服するためには練習」という考え方です。

<2位 周囲の人に相談する>
・希望する系統の職についている友人に相談して、アドバイスを受けました(30代 女性)
・自分のことは過大評価するので、友人や家族など身近な人に相談しました(40代 男性)

相談した内容は「自分が応募する企業や職種について教えてほしい」「自己分析を手伝ってほしい」などです。面接では自己分析の深さが問われるケースも多いため、自分だけではなかなか自己分析が進まないときに、友人や家族から意見をもらえると助けになります。

また希望職種や希望企業で働いている知り合いがいる場合には、業界研究や企業研究を助けてもらえることも。自分ではもてない視点や一人では得られない情報を得るために、周囲に頼るのは効果的な方法です。

<3位 転職エージェントに相談する>
・転職エージェントに相談し、文言の添削や自己分析の深堀りを手伝ってもらった(20代 男性)
・転職エージェントに相談し、自分では気づけない強みや伝え方の癖について、客観的にアドバイスをもらいました(40代 男性)

転職エージェントでは、「模擬面接」「想定問答集の提供」「自己分析や企業分析のサポート」などを受けられます。

模擬面接などは家族や友人に頼むこともできますが、転職エージェントに依頼すると、より専門的で効率的なサポートになるのがメリット。「プロに見てもらえると心強い」と、メンタル面での効果を挙げた人もいました。

<4位 ネットで調べる>
・ネットで自己分析の仕方や面接対策などを徹底的に調べて、自分のものにした(30代 男性)
・人に頼ることが苦手で誰かに相談するという頭がなく、ネットで仕入れた知識と照らし合わせながら一人でどうにかした(30代 女性)

企業の情報を調べて企業研究をするのはもちろん、「自己分析のやり方を調べる」「面接でのマナーを知る」といった場合にもネットが役立ちます。

<5位 企業研究をしっかり行う>
・会社のSNSなどを確認し、HPや転職サイトのような基本的な情報源からはわからない情報を話題に出すことで、「会社を調べ上げていて関心が高い」という姿勢を示すよう心がけた(20代 女性)
・会社を調べ、魅力を必死に探した(50代以上 男性)

企業研究をしっかり行うことで、志望動機や自己PRに説得力をもたせることができます。そのため志望動機や自己PRを考えることに苦労している人の場合、企業研究を丁寧に行うことで、苦労を克服できる可能性があります。

またしっかりと企業研究を行って情報を集めることで、面接での質問も理解しやすくなり、熱意のアピールにもつながります。

<同率5位 想定問答集を作る>
・転職サイトやエージェントが提供する質問例を活用し、よく聞かれる質問に対する答えを整理しました(20代 男性)
質問でよくある内容をピックアップして、暗記して喋れるように何度も紙に書くなどして頭に入れた(30代 女性)

予測可能な質問の範囲を広げておくことで、安心して本番に臨めます。

聞かれそうな質問をできるだけたくさん事前に整理しておけば、想定外の質問が少なくなり、慌てることなくスムーズに答えられる可能性が高まります。

面接対策でやってよかったことは「何度も練習する」



「面接対策でやってよかったこと」を聞いたところ、1位は「何度も練習する(32.0%)」、2位「想定問答集を作る(13.8%)」でした。
・模擬面接を通して質問傾向を把握し、答えを繰り返し練習したことです。緊張せず自然に話せるようになり、自信をもって本番に臨めました(20代 男性)
・自分なりの返答テンプレートを箇条書きで作り、常に使えるように記憶していました(20代 女性)
・相手の企業のサイト・パンフレットなどの情報を調べられるだけ調べて、クリエイティブの側面から課題や改善点を面接時に提示しました。それが受けて、現在は希望した会社に勤めております(30代 男性)

「何度も練習」「想定問答集」「企業研究」など、面接対策の苦労を乗り越えた方法と共通する項目が多くランクイン。実際に苦労を乗り越えられたからこそ、やってよかったと思えるのですね。

とくに1位はどちらも「何度も練習する」であり、「不合格なら終わり」の面接を乗り越えるには、練習や準備が重要だとわかります。

まとめ
面接ではやはり「質問にどう答えるか」が苦労するポイントとなります。答える内容を準備するための自己分析や企業分析に苦労した人も多くなりました。

ネットなどを使って一人で解決にこぎつけた人もいますが、転職エージェントや友人などに客観的な意見を求めてみるのも、ひとつの方法です。

面接の練習をする際にも、誰かに見てもらってフィードバックをもらうことで、効率が高まります。


▽細川晃男氏の考察
面接の現場で多くの求職者を見てきた立場から言えるのは、合否を分ける最大の要因は準備の質だということです。体感では面接結果の8割は準備で決まると感じています。コミュニケーション力はすぐに伸びませんが、準備は今日から改善できます。

重要なのは量ではなく優先順位です。特に外せないのが「企業研究」と「自己分析」。企業のビジョンや事業内容をHPや四季報、口コミまで含めて把握し、自身の強み・弱み、これまでの経歴、将来像を言語化できているかで受け答えの説得力は大きく変わります。

限られた時間で進めるには、第三者視点で整理してもらうことも重要で、専門型の転職エージェントを活用するのも有効です。


▽監修者紹介






細川晃男
ITエンジニア向けの育成、転職支援サービスを展開しているベンチャー企業の代表。リクルートにてホットペッパー営業責任者として2千人をマネジメント、人事部責任者として2万人と面接し、受かる人/受からない人の特徴を見てきました。現在は、その知見を活かし、未経験エンジニア向けの育成、転職支援サービスを展開するUnitas(ユニタス)を設立し、大手Slerなど10社ほどの経営、人事コンサルにも従事。求職者と求人企業に日々向き合っている経験から「評価される自己PR」や「採用基準とは何か」などさまざまなトピックスを、noteにて日々発信している。
https://unitas.cc/


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■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/company/

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