１２月１６日朝、香川県まんのう町の交差点で、３６人の客を乗せた大型観光バスと軽ワゴン車が出合い頭に衝突しました。客にケガをした人はいませんが、軽ワゴン車を運転していた女性が死亡しました。
（早川祐貴記者）
「事故の現場です。事故の衝撃によってバスのフロントガラスは大きく破損している」
午前８時１０分ごろ、香川県まんのう町長尾の国道４３８号と県道が交わる交差点で、大型観光バスと軽ワゴン車が出合い頭に衝突しました。この事故で、軽ワゴン車を運転していた近くに住む岡坂えい子さん（７５）が病院に搬送されましたがまもなく死亡しました。
また、軽ワゴン車に同乗していた岡坂さんの夫（８４）と、観光バスの男性運転手（４７）が軽いケガをしました。観光バスには、３６人の客と添乗員が乗っていましたが、ケガをした人はいないということです。
警察によりますと、観光バスは、香川県のホテルを出発し、徳島県の観光地へ向かっていたということです。現場は信号機のある交差点で、警察は軽ワゴン車が赤信号で交差点に進入した可能性が高いとみて事故の原因を調べています。
