兵庫県姫路市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認され、その農場から、美作市のたい肥化処理施設に鶏ふんが搬入されたことがわかりました。
岡山県は、12月16日朝から鶏ふんを封じ込めるなどの防疫対策を行っています。岡山県は伊原木知事を本部長とする対策本部会議を開き、今後の対応などについて協議しました。
県によりますと15日に高病原性鳥インフルエンザの簡易検査で陽性が確認された姫路市の採卵養鶏場から、美作市の養鶏場のたい肥化処理施設に鶏ふん約4000立方メートルが搬入されていたということです。
県は朝から消石灰とシートで鶏ふんを封じ込め、消毒を行っています。この養鶏場の鶏舎は衛生管理区域が異なるため、殺処分は行わないということです。
(伊原木隆太知事)
「きょうの農場の防疫措置が第一 県内のたくさんの養鶏場に注意してもらう。」
消毒された鶏ふんは少なくとも40日間置いた後、陰性かどうかを確認する検査を行うということです。