倉敷市では、県の伝統的工芸品「倉敷はりこ」の干支の置物作りが最盛期を迎えています。
愛らしさの中にもたてがみに力強さを感じさせる馬の置物。倉敷市の生水洋次さんの工房では、県の伝統的工芸品に指定されている「倉敷はりこ」で2026年の干支「午」にちなんだ置物の制作に追われています。
端午の節句の「飾り馬」をモチーフにした置物は、高さ7センチ、長さが11センチのものとひと回り大きいものの2種類があります。
木型に紙を貼って作った原型に、貝殻から作られた白い顔料の胡粉と、「にかわ」を混ぜたものを塗り、乾燥させたあと絵具で馬具や表情を一つ一つ丁寧に描いていきます。全て手作りのため1日にできるのは10個程度ということです。
(生水洋次さん)
「このはりこを手にした人が来年飛躍するようないい年になったらいいと思って一つ一つ心を込めて作っている。力強い中にもかわいらしさが出るように気をつけて描いている」
干支の置物作りは年明けにかけて続き、約450個作られる予定です。