日中関係が悪化する中、岡山空港の中国・上海線が、12月16日から2026年3月下旬まで欠航することが分かりました。
岡山ー上海線を運航する中国東方航空によりますと、16日から2026年3月30日まで路線の欠航を決めたということです。
OHKの取材に対し「市場の影響によるもの」と説明しています。岡山ー上海線は現在、火曜、木曜、金曜、土曜、日曜の週5往復で運航していて、平均搭乗率は、9月が70.6%、10月が73.4%、11月が82.4%と好調に推移していました。
高市首相の台湾有事に関する発言を受け、中国政府は日本への渡航自粛を呼びかけていて中国の航空会社では日本の路線を減便する動きが広がっています。
岡山県は、今後について「情報収集に努めたい」としています。