宮城県蔵王町のスキー場では一部のゲレンデがオープンし、大崎市のスキー場では、12月13日のオープンを前に安全祈願祭が行われました。
蔵王町の「みやぎ蔵王えぼしリゾート」は、12月1日にスキー場開きを行っていましたが、まとまった積雪がなく、12日のオープンとなりました。
オープンとなったのは、標高およそ1100メートルの石子ゲレンデで、オープンを待ちわびた人たちが、久しぶりの雪の感触を楽しんでいました。
訪れた人(Q.今シーズン初めて?)
「はい、待ってました。今年もいっぱい降ってほしい、いっぱい滑れるように」
「きょう、きのうの降雪もあったので雪質もとてもいいと思う」
「今年初めて大会に出たいと思っているので、滑って滑って滑りまくって頑張りたい」
営業は3月29日までの予定です。
一方、大崎市のオニコウベスキー場では、13日のオープンを前に安全祈願祭が行われました。
オニコウベスキー場のゲレンデの積雪は、午前8時時点で、ふもとでおよそ30センチ、標高970メートルの山頂付近でおよそ50センチとなっています。
12日からの寒波の影響で、13日にかけて積雪はさらに増える見通しで、スキー場は、13日朝から雪上車による圧雪作業を行い、午後には滑走ができる状態にしたいとしています。
オニコウベスキー場 榎屋宏隆社長
「今年の特徴としては、営業期間中はゴンドラを山頂まで動かしています。そちらは未圧雪でパウダースノーです。国内外の方に楽しんでいただければと思っています」
営業は3月22日までの予定です。