12月12日現在、宮城県内には北海道・三陸沖後発地震注意情報が出されています。改めて、「今できる備え」をお伝えします。
12月8日、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、気象庁と内閣府は、北海道・三陸沖後発地震注意情報を初めて発表しました。
日本海溝・千島海溝沿いで、大きな地震が発生する可能性が、平時よりも相対的に高まっているということです。
政府はこの地震の発生から1週間、すぐに避難できる準備と備えの再確認をするよう呼びかけています。
避難できる準備とは、枕元に靴を置いて寝るなどすぐに逃げ出せる態勢での就寝や、緊急情報を得る手段の確保、崩れやすいブロック塀などに近づかず、身の安全を確保することなどです。
再確認する内容としては、家具の固定や非常用持ち出し袋の準備、水や食料の備蓄、避難場所・経路の確認などがあります。
後発地震が巨大となるのは100回に1回程度で、今出ている情報は事前に避難を求めるものではありません。
ただ、12日も青森県東方沖でマグニチュード6.9の地震が発生しました。一人一人が改めて、身の回りの備えを見直すことが求められています。