瀬戸内海の養殖カキの大量死問題を受け、被害に遭った養殖業者を支援するため瀬戸内市はふるさと納税を利用した寄付の受け付けを始めました。
瀬戸内市のふるさと納税ポータルサイトに新たに専用ページを設けました。返礼品はなく、1000円から受け付けています。民間のサイトでも12月12日から順次開始され、事務経費を除いた全額が、養殖業者の支援に充てられるということです。
瀬戸内市によりますと、今シーズン、市内の養殖カキは「1年もの」は40%から50%が、「2年もの」と「3年もの」は約80%が死んでいて、特に大きいサイズのカキに甚大な被害が出ているということです。
瀬戸内市の黒石健太郎市長は、「地域の誇りであり、瀬戸内市を代表する特産品のカキを守りたい」とコメントしています。