濃厚な甘さが特徴のリンゴ「金蜜花火」の生産者などが12日、秋田県庁を訪れ、鈴木知事に2025年の出来を報告しました。

金蜜花火は、県のオリジナル品種「秋田19号」の中から品質が高いものだけを厳選したリンゴで、濃厚な甘さと香りが特徴です。

12日は、生産者や仲卸業者など5人が県庁を訪れ、鈴木知事にことしの出来を報告しました。

ことしは、7月に気温が高く雨が少なかったため生育が遅れたものの、蜜の入りは十分で、例年より濃い味に仕上がったということです。

試食した鈴木知事は「甘い。蜜の甘みがしっかりと付いている。硬さもちょうど良くて小さくて食べやすい」と金蜜花火を味わっていました。

デビュー5年目を迎えることしは、クマによる被害の影響を受けたものの、前年より200キロ多い1.9トンを出荷したということです。

秋田19号普及推進会・磯部陽悦会長:
「ことしはクマ、鳥の被害、干ばつでかなり苦労している。何とか収穫できたのは喜び。おいしく食べてもらうのが生産者には一番の喜び」

金蜜花火は11日から仲卸業者のインターネットサイトで販売が始まり、20日から秋田市内のスーパーなどで販売されます。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。