鉄砲とともに国内で最初に「ねじ」が伝わったとされる種子島に、ねじのモニュメントが設置されました。

モニュメントが設置されたのは、鹿児島県中種子町の熊野海水浴場です。

1543年、種子島に伝来した火縄銃は銃身の底をふさぐ尾栓と呼ばれる部分にねじが使われています。

それまで日本にはねじがなく、領主から国産火縄銃の製造を命じられた刀鍛冶の八板金兵衛は、鉄砲伝来の翌年に来航したポルトガル人からねじの切り方を教わり、ようやく火縄銃を完成させたとされています。

記念式典では、中種子町の田渕川寿広町長が「ここがねじ発祥の地ともいえる場所。
これをきっかけに全国の皆さんに示すことができる」とあいさつしました。

そして、地元の保存会による火縄銃の試射が行われ、モニュメントの設置を祝いました。

中種子火縄銃保存会・深田和幸会長
「この機会にここに立ち寄っていただき、ねじの伝来について知っていただければと思います」

鹿児島テレビ
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