石川県金沢市の金沢駅前にある金沢フォーラス6階レストランゾーンが大規模リニューアルオープンを迎え、多くの来場客で賑わいを見せている。リニューアルに伴い、21店舗中8店舗が新規オープンし、その全てが北陸地方初出店という注目の内容だ。
名物「上親子丼」が専門店として独立

特に注目を集めているのは「親子丼 鳥藪」。この店舗は、金沢市内で人気の「蕎麦処大藪」で提供されている名物メニュー「上親子丼」をメインに据えた専門店だ。「蕎麦処大藪」では来店客のほぼ半数が注文するという人気メニューが、ついに単独店として展開されることになった。

取材に訪れた稲垣アナウンサーが早速実食。備長炭でじっくり炙った鶏肉に、大分県産のブランド卵「蘭王」でとじた親子丼は、見た目にも鮮やかだ。

稲垣アナは、「あーうまい!おいしいー!鶏のうまみがたまらないですよ。黄身もいい感じで鳥肉にかかっていて、それをまとめるのが大藪さんのだしということで…三位一体のうまさが口の中にあふれだします」と絶賛の声を上げた。

親子丼 鳥藪の横山充社長は「今まであまり食べたことがないような親子丼の味わいがすると思います。金沢名物で、全国を狙っていきたいと思います。」と意気込みを語る。地元の人気メニューが単独店として進化し、全国区を目指す姿勢を鮮明にしている。

関東の人気店「山下本気うどん」も北陸初上陸
レストランゾーンのもう一つの注目店が、関東を中心に全国で22店舗を展開する「山下本気うどん」だ。北陸地方では初めての出店となる。

看板メニューの「白い明太チーズクリームうどん」は、クリームとチーズ、明太子などを混ぜて食べる新感覚のうどん。従来の和風うどんとは一線を画す斬新な味わいが特徴だ。

その見た目の美しさからSNS映えするメニューとしても注目を集めており、若年層を中心に人気を博しそうだ。実際、取材中にもスマートフォンを手に写真撮影する客の姿が見られた。

「食」をテーマにした地域密着型リニューアル
今回のリニューアルについて、金沢フォーラスの佐藤雄一館長は「今回は食をテーマに、最新の食の提案、地域の良いものを提案したいということで改装をしました。ぜひ地域の方の美味しいものを見て、食して頂ければと思っています」と語る。

リニューアル初日は多くの来場客で賑わい、各店舗の前には行列ができるほどの盛況ぶりだった。オープン当日から地元客や観光客の関心を集めており、新たな金沢の食の拠点としての期待が高まる。

リニューアルした金沢フォーラス6階は、地元の食材や人気店を活かしながらも、北陸地方ではこれまで味わえなかった新しい食の魅力を提案する場として生まれ変わった。地域に根差しながらも、新たな食文化を発信していく姿勢が、今回のリニューアルから感じられる。

金沢の食文化はもとより豊かだが、さらに多様な選択肢が増えたことで、地元の人にとっても観光客にとっても魅力的な空間となることだろう。特に地元で隠れた名物「親子丼 鳥藪」の今後の展開に注目したい。

(石川テレビ)
