アメリカのタイム誌は「今年の人」に「AIの設計者たち」を選びました。
タイム誌は11日、恒例の「今年の人」にAI(人工知能)で業界をリードする企業のCEOら「AIの設計者たち」を選出したと発表しました。
2つの表紙のうち、1つは有名な1932年の写真「摩天楼の頂上でランチ」をモチーフにしていて、高層ビルの建築現場のビームに腰掛ける半導体大手「エヌビディア」のジェンスン・フアンCEOや「オープンAI」のサム・アルトマンCEO、「xAI」のイーロン・マスクCEOらのイラストが描かれています。
発表はソフトバンクグループの孫正義会長兼社長にも触れ、「数百億ドルもの投資を約束し、AIの最大の推進者の一人」だと紹介しています。
タイム誌はAIについて「我々の世界を新しく、刺激的で、時には恐ろしい方法で変えた」とした上で、2025年が「もはや後戻りができないと明らかになった年」だと位置づけています。
(画像:TIME / TIME Person of the Year)