政府・与党は富裕層ほど所得税の負担率が下がる、いわゆる「1億円の壁」の是正に乗り出します。
政府・与党は、年間所得1億円を境に所得税の負担率が下がる「1億円の壁」を是正するため、追加の税負担を課す年間所得の水準を現在の30億円以上から6億円以上に大幅に引き下げる方向で調整しています。
税率は22.5%から30%に引き上げ、2027年から適用する方向です。
超富裕層への課税を強化し、不公平な税負担率の解消を進める狙いです。
増えた税収は、与野党6党で合意したガソリンの暫定税率廃止に伴う税収減を補う財源にあてられる見通しです。