バイクに乗り暴走行為を繰り返していたとして、11月から12月にかけ道路交通法違反の疑いで新潟県上越市に住む18歳の男子高校生ら5人が逮捕・書類送検されました。
上越警察署で12月11日報道陣に公開されたのは…
【記者リポート】
「こちらが押収された特攻服とバイク。少年らはこちらのバイクに3人、そして向こう側のバイクに2人が乗り、それぞれ暴走行為をくり返していました」
このバイクに乗り暴走行為を繰り返していたとして11月から12月にかけ道路交通法違反の疑いで逮捕・書類送検されたのは、上越市に住む18歳の男子高校生ら5人です。
この日は、地元の先輩・後輩関係にあった5人が、今年8月1日の未明に上越市内の県道で暴走した際の映像も公開されました。
5人の乗った2台の原付バイクが約6.4kmにわたり信号無視や蛇行運転などを繰り返している様子が映っています。
この日、幸いケガ人はいませんでしたが、一歩間違えれば重大な事故につながりかねない危険な行為。一体、何が目的だったのでしょうか。
【上越署 川瀬芳幸 副署長】
「ポリス鬼ごっこというのがSNS上に動画であるらしく、それを見て憧れを持ったという話をしている」
こうしたバイクの暴走に関する通報は今年4月ごろから複数件寄せられていたと言います。
【住民】
「(夏頃)バイクの音がした。2台か3台、バーと行く感じ」
現在はこうした暴走行為は少なくなっているということですが、SNS上の動画を見て真似をした今回の5人のような模倣犯を出さないために警察は取締りを強化していく考えです。
【上越署 川瀬芳幸 副署長】
「上越警察署ではこうした悪質な違反については厳正に取り締まりを行っていきたい」