高校スポーツの全国大会に出場する秋田県の代表校を紹介する企画。11日はバスケットボール・ウインターカップに挑む男子・秋田工業です。
県大会決勝で秋田令和を圧倒した秋田工業。2年連続5回目のウインターカップ出場を決めました。
チームのスローガンは「堅守速攻」。ディフェンスから流れをつくり、アウトサイドを中心とした攻撃で得点を重ねます。
攻撃の中心はキャプテンでポイントガードの鎌田琉輝選手です。県大会決勝では、スリーポイントを7本決めるなど活躍。内、外、どこからでも得点できるのが強みです。
鎌田琉輝主将:
「ポイントガードとしてプレーを展開するだけではなく、外からのスリーポイントなど、自分でも点を取ることを意識してプレーしている」
一方で、チームが課題としているのはインサイドの攻撃。2024年のウィンターカップでは、相手チームの留学生を前に攻撃が機能しませんでした。
インサイドの鍵を握るのはセンター・山野圭介選手。守備でも攻撃でも当たり負けしない力強さを武器に、ゴール下で得点を重ねます。
山野圭介選手:
「粘り強く泥臭いプレーで、留学生からリバウンド取ったり激しいディフェンスをしたりして、チームにいい流れをもってきて点数を量産したい」
秋田工業は、初戦で長崎代表・瓊浦(けいほ)高校と対戦。センターは留学生の選手がスタメンと予想されています。
鎌田琉輝主将:
「ウィンターカップの対戦相手は、留学生がいたり個々のスキルのレベルが高いチームがたくさんあるので、チームディフェンスで留学生に負けないディフェンスや、外からのシュートやインサイドを中心とした攻めで、秋田工業の流れをつくりたい」
2024年の悔しさをばねに、チームはベスト8を目指します。