秋田市のショッピングセンター「イオン土崎港店」が2026年2月に閉店することになり、感謝の気持ちを込めた最大半額のセールが11日から始まりました。長年地域の人に親しまれてきた店は早速、名残を惜しむ多くの客でにぎわっていました。
秋田市のイオン土崎港店は、建物の老朽化などで今の設備では客のニーズに応えることが難しいという理由から、2026年2月28日に閉店することが決まっています。
イオン土崎港店は46年前の1979年にジャスコ土崎ショッピングセンターとしてオープンしました。2011年に現在のイオン土崎港店に名称が変わり、県内のイオングループの店舗では一番古く、イオン東北が運営する店舗の中で2番目に長い歴史があります。
46年間、地元住民の生活を支え「崎ジャス」などの愛称で親しまれてきた店は、客への感謝の気持ちを込めて11日から最大半額の売りつくしセールを展開しています。
11日からは衣料品など暮らしの品がメインで、約3カ月後の閉店まで様々なセールが行われます。
店内は初日から多くの客でにぎわい、客からは「なくなると寂しい」「また再開することを願っている」と名残を惜しむ声が多く聞かれました。
イオン土崎港店・相原利広店長:
「お客さまに46年間の感謝の気持ちを伝えられればと思っている」
イオン東北は今後について、建て替えも含めて関係者と協議しているということです。