黒部市議会が開かれ富山地方鉄道の新魚津駅からあいの風とやま鉄道が乗り入れ、宇奈月温泉駅までの運行を行う案について関係機関と検討を進める考えが示されました。
これは市議会の代表質問で、富山地方鉄道本線の再来年度以降の存続策について市の考えを質したのに対し、上坂副市長が答えたものです。
富山地方鉄道の本線のうち滑川・新魚津間を存続させるか廃止させるかは、沿線自治体や富山地方鉄道との会合で来年度に決めることになっています。
これについて上坂副市長は、廃止となった場合の代替措置として並行して走るあいの風とやま鉄道の車両が新魚津駅から乗りいれ、宇奈月温泉駅まで運行することが技術的には可能だとし、今後あいの風とやま鉄道や富山地方鉄道などの関係機関と協議していく考えを示しました。
また武隈市長は富山地方鉄道の利便性を向上させ利用者増につなげるため、黒部市民病院の近くに新駅を設置することを考えたいと述べました。
