田畑裕明衆院議員の不適切な党員登録を巡り、次期衆院選の公認候補となる選挙区支部長に選任しないことを決めている自民党県連と富山市連は、一連の不祥事について改めて本人に聴き取りを行いました。
田畑議員への聴取は、次期衆院選の公認を決める党本部からの指示を受け行われたもので、県連の執行部役員や富山市連所属の議員、党で選挙対策副委員長を務める橘慶一郎衆院議員が立ち会いました。
*田畑裕明衆院議員
「一連の問題は、私自身の政治家としての倫理観の自覚不足に起因するものであり」
「同時に金銭管理に対する厳格なマネジメントにも問題があった」
田畑議員は、不適切な党員登録問題に関し、初めて弁護士による調査報告書を示したものの、自身が関与したことを否定する追加の証拠はなく、これまでと同じ説明を繰り返し述べました。
党本部は、田畑議員からの説明を受けた上で、市連としての総意を今月中に報告するよう求めていて、市連は12月18日の常任総務会と21日の支部長幹事長会議で意見を集約したいとしています。