静岡県熱海市で起きた土石流をめぐる裁判で裁判官の視察先が決まりました。

土石流災害では、遺族や被災者が起点となった盛り土の前と現在の土地所有者、それに県や熱海市に損害賠償を求める裁判を起こしています。

原告によりますと、12月10日の弁論準備手続きで2026年2月に裁判官が行う視察先が、盛り土の造成地点や砂防えん堤などに決まりました。

原告側・池田直樹 弁護士:
どの範囲で土が積まれていたのか、どんな対策をすれば良かったのか、この場所は一体どういう場所なのかを現地で人間の皮膚感覚とか目の感覚にあわせて理解をする

土地所有者や遺族などに話を聴く証人尋問の期日も決まり、2月から4月にかけ行われます。

テレビ静岡
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