静岡県議会が議員報酬の減額見送りを決めました。
危機的な財政状況を踏まえ鈴木知事などが給料の減額とボーナスの引き上げを凍結する方針を決めた中、県議会も議員報酬の検討をしてきました。
これまで「予算を認めてきた議会にも責任はある」と減額を認める意見がある一方、「財政再建の根本的な対策にはならない」という声もあったということです。
そして12月10日、3つの会派の代表が協議した結果、「県が今後どう財源を確保するのか見えてきた段階でも遅くない」などとして減額の見送りを申し合わせました。
県の財政負担を現状から増やさないよう、2026年度末までボーナスの引き上げは凍結することも申し合わせています。