サッカー明治安田J2ブラウブリッツ秋田の監督や選手が10日、秋田県庁を訪れ、鈴木知事にシーズン終了を報告しました。

県庁を訪れたのは、ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長と吉田謙監督、諸岡裕人選手の3人です。

J2参入5年目の今シーズンは、11勝17敗10分けで20チーム中14位で終えました。J2残留を決めたものの順位は過去最低です。

一方で、ホーム最終戦の仙台戦ではクラブ史上最も多い1万3172人の観客を集めたほか、1試合平均の観客動員数は4953人と過去最高を記録しました。

ブラウブリッツ秋田・吉田謙監督:
「皆さんの応援が僕らの原動力となりました。本当にありがたいです。選手の力とスポーツの力で秋田を一つのチームにすべく、ひたむきに戦ってまいります。これからも応援よろしくお願いします」

これに対し、鈴木知事は「サッカーで県民に勇気を与えてくれただけでなく、様々な種目のスポーツスクールを運営し、地域の子どもにスポーツの機会を提供してくれた」と応えました。

ところで、J1ライセンス取得の条件となっているスタジアム整備は、秋田市が「新設」に舵を切る方針です。

ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長:
「しっかり連携を取ることが大事だと考えていて、われわれだけが勝手に動くのではなく、秋田一体となってオール秋田で動けるような準備をしていきたい。Jリーグクラブ、ブラウブリッツ秋田の価値を皆さんに周知し、理解をいただきながら進めていきたい」

ブラウブリッツ秋田は、2026年2月から特別な大会「Jリーグ100年構想リーグ」に臨みます。

秋田テレビ
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