静岡県下田市の下田海中水族館に12月10日、やってきたのは1歳のメスのゴマフアザラシ「ココア」です。
神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館からやってきた「ココア」はさっそく元気に泳いだりエサを食べたりする姿をみせ育ててきたスタッフも安心している様子でした。
下田海中水族館には「ココア」のほかに3頭のメスがいますが、高齢になってきていて20年以上行われていない繁殖に期待がかかります。
下田海中水族館・小林大翔 飼育員:
解放した時もかなり落ち着いていて、他のアザラシとの顔合わせも見受けられてかなり感触がいい。まずは大きく成長してオトナになることを見守りながら、その先、うまく繁殖できれば
2つの水族館では今後も協力しながら種の保存に努めていくということです。